raisin cobo cake レーズン酵母のケーキ




なんだか、酵母ちゃんを使ったものは擬人化したくなっちゃいます。
「仕方ないわねぇ、(中身)見せてあげるわよ」って言ってる感じがしてしまう…

ウエダ家の「酵母スイーツ」を参考に、パウンドケーキを焼いてみました。
甘さはレーズン酵母そのものの甘さと、米飴約大さじ1のみ。
油もわりと控えめに。酵母のレーズンごと混ぜ込んで。
ひとつ前のベーグルと一緒に生地を仕込んでおいて、
冷蔵庫ではなく常温で6時間半ほど発酵。
これも密閉容器がなかったので、型に入れてラップをして、
上から手ごろな大きさの本で蓋をしておきました。
1.5倍〜2倍くらいに膨らんでいたので、オーブンへ。



ふわっふわに膨らみました!
ベーキングパウダーも重曹も、一切入れてません。
水分量が多い感じ、でもなぜかべちゃっとはしてなくて。
ふわふわやわらか、しっとり。
口どけがすーっとしてて、なんだか不思議な感じ。
ベーキングパウダーで膨らませたときとは雰囲気が全然違います。

そして何より、ふんわり穏やかな甘味が最高でした…♪
米飴が大さじ1弱だと、もう全然甘くないはずなのですが
やっぱりレーズン酵母がすごく甘いみたい。
ほわんとした甘味は、レーズンをたくさん入れるのとはやっぱり違います。
それから、酵母だからかちょっとだけヨーグルトっぽい酸味が。
わたしはその感じが大好きです♪クセになる〜。
家族にも「やさしくて深い味でおいしい!」とかなりの好評。

随分手間がかかってるように感じるパウンドケーキですが、
考えてみると普通のものと違うのは、「時間をかけること」だけ。
酵母を起こしたり、発酵させたり。
そしてその工程のほとんどって、わたしがしてるわけじゃなくて
酵母ちゃんが頑張ってるだけなんですよね。
やっぱり酵母って、スゴイです。