..... 漢方薬について



○ 補中益気湯


CFSの病名を知ってから診断されるまで、そして大学に通いだすまで(治ったかな?と思えるくらいになるまで)、ずっと飲んでいたのが補中益気湯でした。
一時期はデパスやドグマチールなどの向精神薬を処方されたこともありましたが、あまり身体に合わないようで効果を感じませんでした。
なので、漢方薬以外の薬は基本的に使いませんでした。

補中益気湯とあわせて飲んでいたのは十全大補湯、六君子湯、人参湯などでしたが、個人的に一番効果があったのはやはり「補中益気湯」でした。

CFSの病名を知って調べているときに、
こちらのページ家庭の中医学)を見つけました。
・ 胃腸が弱い
・ スタミナが無い
・ 手足の筋肉が緩んでいる
・ 立ちくらみが起こる
…などのかなり当てはまる症状があり、体質に合っているようなので、試してみることにしたのです。

母親が言うには、
「漢方を飲んだらすぐに顔色がぱあっと明るくなって、驚いた」とのこと。
自分ではあまり覚えていないのですが、「きっと苦いだろうな、嫌だなぁ」と思っていた漢方薬が全く苦くなく、何の味もしなかったので驚いた覚えがあります。
その後も、日によって漢方薬の味が違うのには驚きました。何の味もしない日もあれば、お砂糖みたいに甘く感じる日もあり、逆にとてつもなくマズイ日もあり…。
体調がいいときはマズく、悪いときは美味しいのです。
身体に合っているときには美味しく感じるんだなぁ、と実感しました。
(良薬口に苦し、という言葉もありますが)

また、この頃は特に理由も無いのに胃が痛くなることが多く、その度に冷や汗を流し歯を食いしばりながら、きりきりとする胃痛をこらえていました。
しかし漢方薬を飲み始めてからは、少しずつ胃痛がおさまっていきました。

(ちなみに、食事を変えてから胃痛なんてどこへやら、という感じになりました)

また、胃痛、腹痛、頭痛がひどいときには足湯をオススメします。
生理痛にも効果大。
すごく単純なのに侮れないほど効果があります。