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..... meets macrobiotic !


○ そういえば、食べ物って大事…?


さて、高校2年生の、年の瀬でした。
我が家に子犬がやって来て、ドッグフードを嫌って食べなくなった…
という一見脈絡のないところから、わたしたち家族とマクロビオティックの出会いが始まります。

日本狆・オスのピリ(当時まだ4ヶ月未満)が、突然ドッグフードを嫌がるようになりました。お皿に入れてあげても、一粒ずつ跳ね飛ばして、遊びながら適当に食べてます。
なんでドッグフードが嫌なのかな〜?と話しているうちに、母親が入手してきたのが
愛犬のための手作り健康食という本でした。

リンク先を読んでもらうと分かると思うのですが…
この本にはとにかく、
「身体のバランスを崩しているから病気になる」ということ、
「ペットでも、健康のためには食事がとても大切」ということ、
「ドッグフードは生命力のない食べ物である」ということ…
などが、非常に分かりやすく書かれていました。

「そういえばそうだよね、ずーっとドッグフードを食べてるってことは、『カロリー○イト』ばっかり食べてるようなもので、身体に良くないよね〜。犬も嫌になるはずだよね」
と母親と2人で話しているうちに、突然母親が
「ん…食事……?」
と何か思いついたらしく、インターネットで検索を始めます。
何してるんだろう?と後ろから覗き込むと、
検索窓には「正食協会」の文字がありました。

正食協会ってなんだろう…。と、ワケがわからないわたし。
母親は必死にホームページを読んでいます。
そして、「これはいいかもしれない。」と言い出したのです。

どうやら、どこかで「正食協会」という言葉を聞いたことがあったらしいのです。
食事法で病気を治す、という考え方があること。
原爆の爆心地に居た病院の患者さんが、お医者さんが実施した
玄米菜食のおかげで、誰一人原爆症にならなかったという話。

それまで忘れていたのが、犬の食事を通して思い出すキッカケになったのです(!)。
つまり、ピリ(愛犬)がキッカケになり、
母親の情報収集能力がまたしても威力を発揮した、というわけです。

しかも、その頃は既に福岡でも教室が開催されていました。
(正食協会は大阪にあります。)
しかも年明けの1月から早速初級の教室が始まります。
すごい!これ、習えるなら習ってみよう!という話になり、
早速問い合わせの電話をかける母親。

しかし。
残念ながら、定員いっぱいで申し込みは締め切りされていたのです。
「キャンセル待ちでよろしければ…」とのこと。
春からでも教室は開催されるし、少し先になるけど仕方ないよね…と話していました。
わたしもなんとなく期待していただけに、
「春かぁ、ちょっと先だけど…」と残念に思っていました。

しかし。
初級が開かれる初日の、前日のこと。(確か1月12日だったと思います)
正食協会からの電話がありました。
一人の方がキャンセルされたそうで、急遽参加できることになったのです。
驚きつつも、いきなり「明日から」と言われて戸惑う母。
全く知らないところに、よくわからない食事のことを習いに行くということで、
行くか行くまいかで結構悩んでいました。
そんな母親を後押しするつもりがあったのかどうかわかりませんが、
父親は突然「じゃあ新しいエプロンを買いに行こうよ」と母親を連れ出します。
結局、母親は正食協会の料理教室に参加することになったのでした。


○ 3 ヶ 月 で 治 る ?


料理教室に参加した日から、家の食事がちょっと変わりました。
とりあえず、白米を玄米にしてみる。
肉や魚がメインのおかずだったのを、やめてみる。
動物性は卵や鶏肉にして、食べるのも週に一回くらいに減らしてみる。
お砂糖も控えてみる…という風に。
「これで病気、良くなるかな?」と期待しつつ、時々出てくる茶碗蒸し(卵と鶏肉入り)に「わーい!」と小学生のように喜んでいた覚えがあります(笑)。

食事を変える、というのは身近なようで盲点でした。
そういえば我が家はみんな甘いもの中毒。
とりわけわたしは、家族の中で一番食習慣が悪く、
幼い頃からひとりだけジャンクフード大好き。
お砂糖も大好きで、毎日のようにキャラメルを1箱全部食べたり、
砂糖をアルミホイルに入れてオーブントースターで焦がし、飴を作ったり。
家族の中でわたしが真っ先に病気になったのも、食事から考えれば
すごく納得できることでした。


そして、2月。第二回目の教室から帰ってきた母親は、
とても興奮していました。喜びに目を輝かせながら、

「3ヶ月で治るんだって!」、と。

料理教室の先生に、「うちの娘が慢性疲労症候群なんですが…」と聞いたところ、
お医者さんでも知らない方が多いその病名を知っていたそうなのです。
更に、「砂糖を完全に断って、きちんとマクロビオティックをすれば、
3ヶ月で治りますよ」となんでもないことのように言われたそうなのです。

家族3人で、感激しました。
3ヶ月なら、来年の夏までには治るはず。
もしそれが本当なら、やらない手はない。
しかもなにやらマクロビオティックをすると、
「痩せるし、肌がキレイになるし、頭がクリアになって記憶力や集中力もアップするし、体力がついていくら動いても疲れない身体になる」らしい。

すげー!それって治るというよりパワーアップじゃん!と思いました。
わたしって病気をきっかけに、スーパーウーマン生まれ変わっちゃうの?と大期待。

クリニックでは「CFSではなくて、うつ病では」と言われ。
大学病院では「休学した方がいいかも」と言われ。
こんなにすっきりと「治る」と言われたのは、初めてのことです。

その日から、我が家の食事がはっきり変わりました。
動物性はほとんど食卓に出てこなくなりました。
大好きだった、お砂糖たっぷりの甘いお菓子も買わなくなりました。
本当に病気を治したかったからです。

結果から言うと、3ヶ月では治りませんでした。
しかし、3ヶ月でそれまで見られなかったくらいに症状が改善されました。
どうやら3ヶ月というのは、「身体の血液が全部入れ替わるのに必要な期間」
だったようです。血液の質が変わると、人間の身体は随分良くなるんですね。
なぜなら、単にわたしに付き合って食べていたはずの家族の方が、
すごく元気になっちゃったのです。
(詳しくは、次に書きますね)

このマクロビオティックの食事、現代から見るとわりと非常識なもののせいか、
教室を途中でやめて来なくなってしまう人も多いようです。
たぶん「私には無理」と思ってしまうみたいなんですが…
(因みに、最初はちょっと大変かもしれませんが、バランスが整ってくると
そんなに意志でどうこうしようという感じではないです。
わたしが出来ているくらいですし)

そんな中で母親は、「真っ先にやめそう」だと思われていたようなのですが(笑)、
結局初級も中級も最後まで通いとおし、最終的には、月一度大阪に泊りがけで
上級と師範クラスに通い、師範の資格までとってしまいました。
三日坊主でなんでもかじっては放り出す母親がここまでするとは!と
端から見ている家族の方が驚きましたが、
これもマクロビオティック効果…でしょうか。